
ワークショップの詳細レポートは
コチラ活動報告ブログに詳細があるので、
ここでは読み取るチカラのWSウラ話を、僕の目線で・・・
ウラ話といっても、別にたいしたことでなく、
どういう感じでこのテーマにに行き着いたのかを覚えてるウチに記録として・・・
●テーマ・目的決めテーマ決めは迷走してたんですが、
僕がウラさんからのアドバイスをもとに作った「WS目的抽出用シート」に準じ、
目的の抽出を行った際に出た案の一つでした。
もともとこの原案は、当番の相方、ムタさんの発案で、
最初は「観察力」で、
「観察力を身につける。
アウトプットを最大にするために、インプットを最大にする。」
という目的からスタートしました。
言い方は違いますが、目的に至ったところとか、
WS終了後のイメージとかはこの時点(9/27)でほぼ確定してて、
資料を読み返しても、ほとんどブレがなかったようです。
(今見てあらためて気づいたw)
その後、観察力ではなく、読み取るチカラをつけるって方向性で定まった感じです。
※その時の
資料(WS目的抽出用シート)
●ワークショップの設計この目的をワークショップで実施するためにどうすればいいかが次のフェーズで、
ここで、読み取るってなんだろう?って考えました。
まずやった作業が、世にある理論が何かないかを探す作業。
この当時の僕の考え方では、読み取るってのは、それこそ「洞察力」って考えてて、
街を歩いてて、人の気づかないところに気づくチカラだったり、
ポストひとつ見ても、無意識ではなく意識を持って見ることで
意義が出てくる、「見る」というチカラを高めることだと考えてました。
なので、「カラーバス効果」や「洞察力」が一番イメージに近かったんです。
なのでカラーバス効果を使ったワークショップできないかなと考えました。
でもそれって、どう考えてもワークショップに出来ないなあと・・・
なぜかというと、塾長にも指摘うけたんですが、
この時に出た言葉で「神の眼」というような、普通の人が気づかないようなことに気づく目線って、
人にどうこう言われたり勉強したからといって簡単に身につくものではなくて、
例えば「モノゴトを俯瞰で見よう」って言っても、
できるできないは個人の能力に完全に依存されてしまう。
また、カラーバスのように「スイッチ」が入った状態を作るってのも
個人の感覚への依存が大きく、
ワークショップでやったところであまり意味がない。
なので、「目線を増やせ」っていわれても、自分は理解できても、
相手にどう説明すりゃいいのか
うまくイメージできなくって、非常に困りました。
で、次に僕が考えたのが「言語化」でした。
どっかで、人間は眼で見てるんじゃなくて「脳」で見てるって記事があって、
その考え方を参考に、要は見たものを認識する際に、人間はとりあえず
言葉に置き換えてるなあというのが思いつき、
(ポストを眼で見たら「ポスト」「赤い」「郵便」みたいな言葉が思いつく)
見たものから思いつく「言葉」を
時間内に思いつく限り書き出す、ってのをやってみました。
(このへんが今回の設計の基礎になってるんかなと改めて・・・)
会社の人に協力してもらって、例題をいくつか。
A4の真っ白な紙と、コーヒーの写真で実施。
結果は
これ。
結果、視点の多様性が見えて僕はとっても面白いなあと思いました。
これを「逆引き連想ゲーム」としてどうかな?と。
(通常の連想ゲームは、沢山の言葉から一つのものを割り出すから逆引き)
しかしこれも、「連想ゲーム」となんら大きな違いはないと指摘を受け、断念。
でもこのあたりで、なんとなくWSの基本設計は見えてきた感じで、
この案を元に「自分以外の視点を共有」みたいな方向へ向き、
手法部分の基本設計は固まってきたような感じになってきました。
あとは何を読み取るかということで、このへんも塾長から、
「平準化しないと」という意見をもらってて、
「誰も知らない」こととか「みんな知ってる」ことを題材にしないと
視点の違いが出ないということもあり、
平準化できる題材であることは大前提と考えてました。
でも後で考えてみたら、視点の多様性を出すなら、
「その筋のプロ」と「まったくの素人」がいるような題材でも
それはそれで面白い結果になったのかなと・・・
題材決めの際にムタさんとウラさんが「文章」を題材にという話が出て、
実は活字が苦手な僕はまったくピンとこなかったんですよね・・・
でも話してるうちにだんだん分かってきて、
テストがてら色々やるうちに面白くなってきて、
今回実施した形に至ったという感じです。
あと「言い回し」が非常に難儀でした。
視点とか読み取るっていっても、言葉のママでは伝わらないし、
「読解力」とか「洞察力」ってのも何となく違うような気がするし、
同じ「読み取る」って言葉でも、なんせ広義なのが難点。
個人感覚に依存しちゃうというか・・・
●そんな感じで結果、WSは改善の余地を残せど、
初めてやったにしてはそれなりになって良かったと思います。
反面、設計の際に考えなきゃいけないこととか、
甘く見てたところとか、あーもっとテストしてりゃなあとか、
もっと詰めれたとこもあったなと・・・
しかし、勉強になりました。
当番間もうまく噛み合った感じで、日々のコミュニケーションもかなりのものに・・・w
本当にウラさん、ムタさんには色々助けていただきました。
このWSを通じて自分的に一番よかったことは、
活字に対する意識が、他の人の文章の読み方を知ることで、
「苦手」から「興味」へ変わったことです。
このWSをさらに進化させるべく、ちょっと考えていこうとおもてます。
がんばろー。
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mixbeat第五回WS「読み取るチカラをつける」
なお、mixbeatでは
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月1回のワークショップを中心に活動しています。
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2011年春には4期生の募集もあります。
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